発行年:	2013
発行元:	東京都写真美術館
サイズ:	255×210mm
仕　様:	168頁

2013年度コレクション展図録。
「感性学」を意味する「エステティカ」という学問が近代日本に渡り「美学」となる。
本展では「写真の美しさとはどこか」ということに焦点をあて、3人の企画者が東京都写真美術館所蔵品からそれぞれに感じる写真の美のあり方を3部構成で展示。

第一部：五つのエレメント
東京都写真美術館学芸員　石田哲朗　セレクト
「写真」の「光」「反映」「表層」「喪失感」「参照」という5つのエレメントから「美しさ」を解く。

第二部：写真作品のつくりかた
東京都写真美術館学芸員　三井圭司　セレクト
写真作品を構成する「アングル」「焦点」「光のあつかい」「暗室作業」の4つの要素をもとに興味深く感じられる作品を選定。

第三部：コスモス?写された自然の形象
東京都写真美術館学芸員　米崎清美　セレクト
写真作品として切り取られた「自然」、いわば「作られた自然」を通して、アーティストの意図や作品に込められた意味や象徴を読み取る。