発行年:	2016.5
発行元:	求龍堂
サイズ:	306ｘ216mm
仕　様:	228頁(カラー)181点モノクロ12点
執　筆:	寄稿：小松崎拓男（美術評論家・金沢美術工芸大学・教授）マリリン・ゼイトリン（美術評論家・インディペンデント・キュレーター）ジャコポ・クリヴェリ・ヴィスコンティ（美術評論家）
言　語:	日

アートは国や言葉の違いを超えて人と人とをつなぐ。闇…戦争・環境問題・経済の混乱。光…日常の一瞬の幸せ・美しいトワイライト。世界共通のテーマを地球的視野で描いた色彩溢れる画集。大岩オスカールは太古からの記憶を携えたような豊かな想像力とユーモアのセンスにより、今日の社会問題や環境問題を風刺する作品、また国境を越えて培った独自の国際感覚によりアイデンティティを問う作品を発表している。真摯なテーマを鮮やかな色彩で描いた作品、ダイナミックなドローイング、見るものに問いかけるインスタレーションは国内外で高い評価を得ている。本書は、東京都現代美術館での展覧会から7年、当時出版した画集「グローバリゼイション時代の絵画」以降に制作した2007年から2015年の作品を網羅し、大岩自身が要所に分を付した作品集。