イメージが位置をとるとき

Images:　01　　　　　　　　　　

Tagged:　

Critique イメージが位置をとるときジョルジュ・ディディ = ユベルマン

発行年:	2016.9
発行元:	ありな書房
翻訳:	宮下志朗、伊藤博明
サイズ:	A5判
仕　様:	304頁

ヴァールブルクからブレヒトへ継承された黒いパネルの上に、写真‐詩／文字のターブル／タブロー、すなわちブレヒトによる戦争モンタージュを視野の中心に据え、ベンヤミンのアウラが結ぶ揺れ動く眩像をみながら、そこに表象された事象の位置と時間と空間を解体し、生じたそのカオスに渦巻く文化的、政治的、社会構造的な事象を再モンタージュする〈歴史の眼〉を曲芸的な知性と力で剥示する！

目次
Ⅰ　亡命者の位置──戦争を展示する　亡命／新聞／作業／戦争／ドキュメント／読解可能性
Ⅱ　事象の配置──奇異なることを観察する　説明文／エピグラム／極性／叙事的／異化／奇異なること
Ⅲ　事象の異置──秩序を解体する　分割／モンタージュ／弁証法／無秩序
Ⅳ　力の共‐位置／構成——政治を再示する　リアリズム／批判／党／位置
Ⅴ　場／空間の間‐位置／介置──歴史を遡行する／再‐構成する　アナクロニー／間‐位置／介置／アレゴリー／情念／記憶／叙情性
Ⅵ　子どもの位置——イメージに身をさらす　教育法／アルファベット教本／無邪気さ／陶酔／啓示／想像力
書誌的ノート
原　注
あとがき
人名／著作名／美術作品名　索引

TOPICS

CATEGORY

イメージが位置をとるとき

ジョルジュ・ディディ = ユベルマン