発行年:	2021
発行元:	well
サイズ:	182×257mm
頁　数:	128頁（＋ブックレット16頁）
写　真（ブックレット）:	成田舞
デザイン:	村尾雄太(well)
編　集:	浅見旬(well)

作家・佐貫絢郁による初の作品集。
佐貫は、関西を拠点に作家として活動する傍ら、書籍の装画など多くのアートワークを手掛けており、特徴的な太い線描を用いたドローイング・シリーズを長きにわたって取り組んでいる。本書では、それらのドローイングのほかに小さな立体作品も収録。2020年度にポーラ美術振興財団在外研修生として、タイ・バンコクでの滞在制作を予定していたが、コロナ禍により延期を余儀なくされ、いつ終わるともしれないこの休止期間の最中にそれらの作品が生まれた。

佐貫絢郁
1993年静岡県生まれ。17年、京都造形芸術大学大学院修士課程表現専攻ペインティング領域日本画修了。関西を拠点に作家として活動する傍ら、書籍の装画をはじめ多くのアートワークを手がける。風景や肖像からそれら固有の要素を間引き、特定のパースペクティブを逸したイメージをつくり出す。平面を中心に、時に立体作品も制作。