NADiff Online Top > Japanese Books > ART > 菅木志雄 制作ノート 1967‐2008
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8,250円(税込)
1960年代末から70年代に勃興し、日本に大きな芸術運動をもたらした「もの派」の中心的作家として、広く世界的に評価を集める菅木志雄。 主に石や木材、金属、ロープ、水などの日常的な素材を、並べる、組み合わせる、立てかけるといったシンプルな行為により生じる、ものともの、場所、人などの関係とその変化を表現しています。
菅の制作のかたわらには、常にアイデアの着想から作品の構想まで、書くことで自身の思考を整理し、展開してきた作家の根幹を成すノートがありました。
本書は1967年から2008年までの間に書かれた20冊のノートから、作家自ら選定したページを掲載。また一部抜粋されたテキストを活字化。
この世の理に、深く向き合い問い続ける作家の、制作の起点が刻まれた全704ページ。
(版元紹介文より)
作者について
菅木志雄(すが・きしお)
1944年、岩手県盛岡市生まれ。静岡県在住。1968 年多摩美術大学絵画科卒業。1968 年の初個展以降、今までに400を超える国内外の展覧会に参加。近年の主な展覧会として、2016年Pirelli HangarBicocca(ミラノ)での個展、Dia: Chelsea(ニューヨーク)での個展、スコットランド国立近代美術館でのカーラ・ブラックとの二人展、2017年第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際展「VIVA ARTE VIVA」、ポンピドゥ・センター・メッスの「ジャパノラマ 1970年以降の新しい日本のアート」展などがある。国内では、2015 年ヴァンジ彫刻庭園美術館、東京都現代美術館「菅木志雄 置かれた潜在性」を同時開催。2021–2022年には故郷の岩手県立美術館で50年の活動を振り返る個展「〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」を開催し、大きな話題を集める。作品はポンピドゥ・センター、テート・モダン、ニューヨーク近代美術館、M+や、東京国立近代美術館、東京都現代美術館をはじめ、国内外40以上の美術館に収蔵。
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